ニート(NEET)とは
ニートという言葉は既によく知られるようになりました。ニート(NEET)とは何かというとイギリスが発祥の言葉になりまして、このニート(NEET)も想像がつくと思われますが英語の略語になります。(発祥がイギリスなのでそれもそうなのですが・・・)
「Not in Employment, Education or Training」の頭文字を取ってNEET(ニート)です。
これはどうゆうことかと言えば、「ずばりそのまま働いていない状態」、「ましてや学校にも通ってもいない」、「何かしらの職業訓練等も受けてもいない」、こんな人たちのことを意味しているのです。ニート人口の増加はイギリスが発祥なだけにヨーロッパでは非常に大きな社会問題となっています。
日本でもニート人口の増加もあり社会問題
私たちのこの日本でも近年、ニートの問題が世間の注目を集めるようになって来ております。日本におけるニート人口も年々増加の傾向にありまして、2005年度の政府の統計によりますと87万人ということでしたので現在はこの人口より多いことは間違いないでしょう。
政府統計での算出したこちらの数字には、「ニート=(イコール)ひきこもり」というような意味で考えている人が確かに多いことも事実です。これはこれで間違いではありません。俗に呼ばれる「ひきこもり」の人々の大半は「働かないし、学校にも行かない」のでニートに含まれてもよいでしょう。
しかしながら、ニートという言葉はもっともっと広い意味で使われているのです。単に一日中、家の中でゴロゴロと怠惰な生活を送ってすごす人ばかりではなく、障害者の方のように「働きたいのだが、働くことが出来ない人」たちも大勢いるのです。このように様々な障害や問題・困難を抱えている人も政府統計の数字には含まれているのです。 この数字には、いわゆる「家事手伝い」も含まれます。
ニートから派生した言葉
最近では、ニートという言葉を「何もしない人」「意欲がない人」としてここから派生した言葉で「社内ニート」(会社で仕事をしない人)や「恋愛ニート」(恋愛に興味や意欲のない人)というようなおもしろい言葉も出てきおります。